以前の状態:6〜7年前よりいわゆる50肩の状態がありました。
最初は右だけでしたがその後両方共痛くなりました。
特に右上肢は挙上出来ますが、外旋して伸ばしたり、外旋して回内、回外が痛みの為に不可能です。
肩関節周囲と上腕二頭筋の腱の付着部辺りの圧通もあります。
日常生活で困ることは駐車場での駐車券の出し入れ、入浴時に足先を洗う時、物を鷲掴みにして上方へ持ち上げる時等に苦労しています。
その他に両側の肘関節部分を進展した時の痛みと、圧痛、加えて左股間節の痛みがあり胡坐がかけません。
整形外科を受診して、MRI などの検査を受けましたが、右肩関節周囲に石灰化があり関節周囲炎と二頭筋長頭拘縮との診断でした。
その他の関節には異常は認めませんでした。
肩の痛みに関しては特効的な治療法はなく鎮痛剤、シップ薬、ストレッチによる対症療法と、
痛みが強くなった時にはブロックやヒアルロンサン注射等による治療の説明を受けました。
その後ストレッチ等を行っていましたが症状は軽快せず、夜間の肩の痛みなどが増強し寝返りを打っても痛む状態でした。
痛みのためにブロック等の注射による治療を受けなければならないかと考えた時もありました。
プログラムを開始してほぼ毎日、ボディデザインメソッド1と、肩の調節法をこなしています。
気が向いたときにボディデザインメソッド2、腰痛メソッド、その他のものを行っています。
開始後2〜3日で症状が軽快する感じがあり痛みがあってもプログラムを行なった後はかなり楽になります。
最近は寝返りは楽に出来るようになりました。
長期間続いていた症状なので短期間に軽快することを期待せず今後も毎日継続する心算です。
今の年齢を考えれば症状の軽快を目標とし、東洋医学の要素の加味されたこの体操を継続することで体全体の気の巡りが良くなると感じています。
筒井先生の実践的な経験から生み出されたよく考えられたプログラムだと思います。
覚えやすくどこででも部分的に実行できます。